ワークショップの設計プロセス
今日は3週間に1回のワークショップ設計を学生に対して教える日
その中で、普段どういうふうにワークショップを作っているのかという話になり言葉にしてみた。
[ワークショップ設計プロセス]
①変えれない前提条件、制約条件を確認する
・会場の広さ ・参加者の人数 ・参加者の情報 ・使える時間
・机や椅子などの物品の有無 ・スタッフの人数 etc…
②ワークショップ終了時に参加者にどんな変化や気付きを起こしたいか、大きなコンセプトをこれまでの経験やクライアントの要望から作り出す
③その変化や気付きを生み出すためのメインワークを考える
④メインワークを違和感なく行う、質を高めるために前段となるサブワークを考える
⑤サブワークやメインワークに合うアイスブレイクを考える
⑥導入、各ワーク、休憩、振り返りなどの所要時間を考え、仮のスケジュールに落とし込んでみる
⑦頭の中や実際に試してみてシミュレーションしながら、各ワークの時間の調整や”つなぎのデザイン”など細かいファシリテーションについて考える
⑧スライドや物品の準備をする
[ワークショップ設計プロセスのイメージ]
そして、②〜⑤を図式化したのがこんな感じ。コンセプトを達成するために、逆算しながらワークを積み立てていく。参加者が違和感なく、かつ無理なくコンセプトにまで到達できるように、必要なインプットや参加者同士の関係性などを構築するためのワークを重ねていく。そんな感じ。